ワイヤレスジャパン2018 - フォト・ルポルタージュ |
KCCS京セラ・コミュニケーション・システム:IoT向けLPWAサービス“SigFox”
SigFoxは920MHz帯で帯域200kHzを使うIoT向けLPWAN(低電力広域無線アクセス網,Low Power Wide Area Network)の一種です.ユーザは子機を設置して,1デバイスあたり年額100円程度の超低コストの回線料金を負担するだけで,データを収集できる独自のシステムです.子機からの電波を受信する基地局は,京セラ・コミュニケーションシステムが設置し運用します.
今回は各社からSigFox対応のユニークなIoT機器が各種出展されて賑わっていました.左はゼロスペック(株)の灯油残量検知センサのついた灯油タンク・キャップです.寒冷地の家庭暖房用灯油タンクの残量を通知します.これによって灯油補充のタイミングやルートの最適化を図ります.右はスポーツ自転車向けの盗難防止サービス用タグです.
「SigFoxマルチアダプタ」を応用したチョコレートの簡易自動販売機です.ボディーは厚紙製であり,欲しい商品のダイヤルノブを回すとチョコが出てきます.そしてチョコレートが売り切れたときに,該当商品のボタンを押すと注文できる仕組みだそうです.
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