ワイヤレスジャパン2018 - フォト・ルポルタージュ
ワイヤレスジャパン2018
2018年5月24日〜5月26日,東京ビッグサイトにて開催
ワイヤレスジャパン2018
取材:「RFワールド」編集子

 ひところブームだったエナジー・ハーベスティングは現在も開発が続けられています.
 アダマンド並木精密宝石(株)は今年,並木精密宝石(株)がアダマンド(株)を合併して誕生した会社です.ネオジム磁石を使って振動などの物理的なエネルギーから発電し,ラピスセミコンダクタの無線送信機 Lazurite 920J を駆動するデモンストレーションです.
(2018年7月17日:ご指摘により,合併の文言,メーカ名,無線送信機の名称などを訂正いたしました.誤記をお詫び申し上げます.)
 アイシン高丘(株)が独自開発した熱電モジュール(ペルチェ素子)を使った温度差発電のデモです.右上にあるコンプレッサーの放熱器にペルチェ素子がマウントされています.
 同社のペルチェ素子はFeAlV(鉄-アルミ-バナジウム)を使った独自のもので,約25℃の温度差において40mV程度を発電します.それを入力20mVから昇圧動作するLTC3108(リニアテクノロジー/アナログデバイセズ)を使って3.3Vに昇圧します.
 右上がLTC3108による昇圧回路基板,左下はEnOceanの無線センサ基板です.

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