大井電気のブースでは，中継装置を経由せずに従来の小電力無線通信よりも長距離で通信可能な無線通信ユニットと，それを使った無線コンセントレータなどを展示していました．

　同無線通信ユニットは通信距離1km以下ではGFSK変調による50k〜100kbpsの通信，8km以下ではスペクトル拡散方式により0.2k〜10kbpsの通信をそれぞれ実現することができます．

　左はその概要説明です．

　左は無線コンセントレータの内部です．上部に見える二つの垂直アンテナは920MHz帯長距離無線のダイバーシティ・アンテナ，下部に見える白い箱が長距離無線を内蔵したユニット，上部の灰色の箱は3Gルーター，筐体内部右上には黒いシャーク・フィン状の3Gアンテナが見えます．