RFワールド No.42 記事関連ファイル |
同時送受信ファームウェアの制作
==================================== RFワールド No.42 ダウンロード・サービス RFW42SDR 特集 「FPGAによるRF信号処理入門」 の関連ファイル CQ出版社 RFワールド編集部 https://www.rf-world.jp/ https://www.cqpub.co.jp/ Ver.1.0:RFW42SDR-v1R0.zip 2018年4月28日 ==================================== 小誌「RFワールド」をご愛読いただき誠にありがとうございます. このアーカイブには,表題の記事の中で紹介されている,以下のファイルが 収録されています.詳しくは該当記事をお読みください. ■収録ファイルと収録フォルダ ▽ファイル:PRFX-1_V1.1.pdf SDRボードの回路図 ▽ファイル:IQマクロ.xls [第8章] 受信機のコンスタレーションダイヤグラムモニタに使用するExcelマクロ ▽フォルダ:LED_ON_OFF [第3章] スイッチでLED明滅を切り替えるFPGAファームウェア ▽フォルダ:DAC_1MHZ [第4章] DACから1MHzのSIN,COSを発生させるFPGAファームウェア ▽フォルダ:OFDM_QPSK_TX [第6章] 送信機FPGAファームウェア ▽フォルダ:OFDM_QPSK_RX [第7章][第8章] 受信機FPGAファームウェア ▽フォルダ:OFDM_QPSK_TX_RX [第9章] 送受信機FPGAファームウェア ▽フォルダ:OFDM_QPSK_TXRX_with_LB 1台のみで動作チェックをできる機能を追加した送受信機FPGAファームウェア ▽フォルダ:PRFX_1_PC [第6章][第8章][第9章] 408kbpsの送受信データやり取りのためのPCソフト ■FPGAファームウェア全般について QuartusPrime17.0LiteEdition環境にて作成しています.17.0より前のバージョン では正常に開けないことがありますので,17.0以降のバージョンをお使いください. プロジェクトを開く際には,フォルダ内にあるプロジェクトファイル(*.qpf)を 開いてください. ■FPGAファームウェア「OFDM_QPSK_TXRX_with_LB」について 誌面で説明した送受信機ファームウェアに1台のみで動作チェックのできる機能を 追加しています.適宜アッテネータを経由してTX-SMAとRX-SMAを接続して,SW1とSW2を 同時押しすることで,1台のみで動作チェックする機能が働きます.1台のみで動作チェ ックする機能が作動中は,DACは中心周波数375kHzのOFDM信号を発生させ,ADCに入る OFDM信号を中心周波数375kHzとして復調を行います.1台のみで動作チェックする機能 が動作中はインクリメントパターンを送信しますのでLED3が点灯することにより 正常動作を確認してください. また,誌面で説明した送受信機ファームウェアに,シンボル同期判定機能が誤判定 しないようにする仕組みを追加しています.自身のボードから出た送信信号が受信に 回り込んで,シンボル同期判定機能が誤判定する場合があります.シンボル同期機能で 検出したフレーム(100シンボルで1フレーム)の周期が,自身の送信信号と同期して いる場合は,シンボル同期として検出しないようにマスクしています. ■PCソフトPRFX_1_PCについて PRFX_1_PCフォルダにはVC++6.0のプロジェクト一式が入っています.VC++6.0環境 にてすぐにビルドできます.VC++6.0で開く際には,ワークスペースファイル (PRFX_1_PC.dsw)を開いてください.ソースコード類(main.cpp,devFTDI.h, FTD2XX.H,FTD2XX.lib )をコピーして,その他の開発環境でビルドすることも可能です. ビルド済みの実行ファイル(PRFX_1_PC.exe)を同梱しています.また,送信機の デバッグに活用いただけるように,デクリメントデータが入った1MBのバイナリ ファイル(decliment.dat)を同梱しています. ■Excelマクロについて Excelのマクロを有効にするにはExcelのセキュリティの変更が必要です.セキュリ ティの変更手順を説明します.Excelのメインメニューの,ツール→オプションを実行 して,「オプション」ダイアログを開きます.次に,「オプション」ダイアログの 「セキュリティ」タブを開いて,「マクロ セキュリティ」ボタンをクリックして, 「セキュリティ」ダイアログを開いてください.「セキュリティ」ダイアログで, セキュリティレベルを「中」か「低」に設定するとマクロを使えるようになります. セキュリティの設定が終わったらExcelの再起動が必要です. Excelマクロ作成に際して木下清美氏(https://www.activecell.jp/)作成のCOM通信 のライブラリを使用させていただきました.この場をお借りして御礼申し上げます. ■著作権について 本ダウンロード・サービスに収録してあるプログラム,データ,記事,ドキュメント には著作権があり,また産業所有権が確立されている場合があります.個人で利用 される場合以外は,権利者の承諾が必要です. ■免責事項 収録された回路,技術,プログラム,データを利用して生じたトラブルに関して, CQ出版株式会社ならびに著作権者は責任を負いかねますので,ご了承ください. ■更新の記録 Ver.1.0: RFW42SDR-v1R0.zip このアーカイブは前号(RFワールドNo.41)のダウンロード・サービスである RFW41SDR-V1R0.zipの修正を含んでいます.修正箇所は下記のとおりです: (1) 回路図の訂正(訂正内容は回路図PDFに記載の更新履歴を参照ください) (2) FPGAファームウェア「OFDM_QPSK_TX」の訂正 →ADF4350のレジスタ設定の誤りを訂正 →AD9117にDDRで信号を送る際のスキューを変更 (3)FPGAファームウェア「OFDM_QPSK_RX」の訂正 →ADF4350のレジスタ設定の誤りを訂正 →judge_incrementモジュールのミススペルを訂正 (4)FPGAファームウェア「OFDM_QPSK_TXRX」および「OFDM_QPSK_TXRX_with_LB」を追加 Copyright (C) 2018 R. F. Architecutre Co., Ltd. Copyright (C) 2018 CQ Publishing Co., Ltd. 以上